手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話がめちゃ熱くて面白すぎる!

恐らく現在の日本で知らない人はいないであろう漫画の神、手塚治虫。そんな氏の超名作であるブラック・ジャックの創作秘話!という漫画を見つけ、気になってKindleで買ってみたらめちゃ熱くて面白すぎた!

ブラック・ジャック創作秘話

“漫画家は医者を創った。医者は漫画家を救った。”漫画史にきらめく不朽の名作「ブラック・ジャック」!! 漫画家の神様・手塚治虫先生の創作の現場を関係者の証言で再現するマンガ・ノンフィクション!!

出版社からのコメントは「熱い!沁みる!でもおもしろい!!マンガで読む実録・手塚治虫先生!!創作への情熱と執念、待望の単行本化!!」とあるが、たしかにこれがまた熱く沁みる!

話は昭和48年から始まる。当時の手塚治虫はスランプに陥っており、漫画のヒット作も無く、アニメも大失敗し、とうとうその年の11月に虫プロは倒産してしまう(1回倒産してたんですな・・・)

そんな手詰まりドン底状態だった手塚治虫に声を掛けたのが週刊少年チャンピオンの編集長だった壁村耐三という男。彼の誘いでチャンピオンで書くことになったのがそう、ブラック・ジャックである!

当初は全4回という短期連載という話だったのだが、手塚治虫の書いたブラック・ジャックは1回目から大反響を呼んで新連載となり、現在も愛される名作となった。

手塚治虫は締め切りもロクに守れないダメ漫画家だった

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写真で見る手塚治虫はいかにも仕事の出来そうな知的な感じだったのだが、この漫画を読んで手塚治虫の印象はガラッと変わってしまった。そう、彼はいわゆる

”締め切りもロクに守れないダメ漫画家”

だったのである(笑)たまにオーバーするレベルではなく、締め切りの時間をオーバーする事はしょっちゅうだったようだ。

伝説の漫画家というから締め切りもキッチリ守って面白いマンガを連発していた神の漫画家とばかり思っていたのだが・・・そういうルーズな面も含めて手塚治虫という人物像が詳しく描かれている。

壁村耐三はマジでヤバイ

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テメェ誰に向かって言ってんだ!ブッ殺すぞ!

これは壁村耐三が印刷所に原稿を待てと電話しているシーン。一方的に要求を言い、断られるとブッ殺すぞと脅すwww今では考えられないようなとんでもないヤバイ男である(笑)

こんな男が上司だったらたまったものではないが(取引先もそうだがw)当時はこういうやりとりは普通にあったんだろうなぁ。そう思うと現代は平和というかヌルいというか。この壁村も凄い良い味を出していて面白い話が満載である。

ちなみに今しがた1巻を読み終わったところなのだが、もう凄い濃厚で抜群に面白かった。全5巻も有るので暫くは酒のお供に楽しめそうだ。

ブラック・ジャックや火の鳥など手塚治虫の漫画愛読者は間違いなくハマる漫画だと思うので凄いオススメ。是非読んで欲しい1冊。

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さて、柱に穴を開けたのは一体誰でしょう?