日本語フリーフォントをWebフォント化するのってこんなに簡単なんだ!?
昔からお世話になっているウェブ情報サイト、Webクリエイターボックスがプチリニューアルしたという記事が昨日うpされておりましたが、その中にWebフォントの作り方が簡単に紹介されてまして "こんなに簡単なのか!?" と思い試してみたら超簡単だったのでご紹介します。
目次
日本語フリーフォントをWebフォント化する方法
Webフォント化するフォントとそのライセンスの確認
丁度いま日本語フリーフォント「はんなり明朝」を使ったサイトのカンプOKが出たのでいざコーディング!という状況でしたので、ためしにはんなり明朝をWebフォント化してみました。
はんなり明朝のライセンスはフォントデータの改変以外は個人・商業用途での利用についての制限は無いようなのでWebフォント化して利用しても特に問題無いはず。
フォントをWebフォント化する無料ソフト
フォントをWebフォントかするにはソフトが必要。ソフトは無料で配布されている「WOFFコンバータ」というのを使いました。WindowsとMac用が有りましたので僕はMac用を。このソフトはTrueTypeフォント(.ttf)とOpenTypeフォント(.otf)が変換出来ます。はんなり明朝は.otfで配布されているのでもちろん対象。
使い方はウルトラ簡単。下記リンク先からソフトをダウン&インストール&起動して変換前ファイルを参照して変換開始ボタンを押すだけ。変換したらWebフォント用に.woffというファイルが書き出されます。
オプションで著作権情報などを記述したメタデータを追加したり、IE用のEOTファイルを書き出せたり(IE9からWOFFに対応してるので、IE8以下用。まぁ、いらないよね笑)するみたいですのでここはお好みで。
僕が作るサイトではお知らせやブログの見出しをWebフォント化したいので、はんなり明朝の.otfファイルをまるまる変換しました。元サイズが2.9MBで、変換後は2.2MB。正直ちょっと重い気はしますが、見出しをテキスト化出来るのはSEO的にかなり大きいのでここは目をつぶります。
Webフォント、WOFFとは
WOFFというのはWeb Open Font FormatというWebフォントの1形式の事みたいです。EOTというマイクロソフトのIEのみ対応している形式もありますが、IEには付き合ってられないのでこれは無視です。WOFFもIE9から対応しているのでWOFFのみでOKでしょう。
Webフォント、WOFFを読み込む方法
さて、フォントの変換が終わったら(Hannari.woffというのが出来ました)サーバ側に適当なフォルダを作りアップロード。アップロードしたらcssで読み込めばOK
@font-face{
font-family: 'hannari';
src: url('font/Hannari.woff') format('woff');
}
.hannari{
font-family: 'hannari';
}
こんな具合に@font-faceでfont-family名とフォントファイルを指定してやれば、以後のfont-family指定で使えます。
こんなに簡単に出来るんなら今後はWebフォント多用しそうですね!
↓Webフォント作れるようになったし、これ1冊持ってたら便利そう。
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