サイパン旅行記 5日目 – 台風の悪夢
台風がサイパンに直撃した。外は大荒れ、嫌な予感は現実となり、フライトはもちろんキャンセルでそのままこのホテルに延泊する事になった。
しっかしやっぱツアーっていいね
フライトキャンセルの知らせは朝10時前に昨日のJTB担当者から電話で知らされた。
ホテルについてはそのまま延泊する場合は$130との事。一瞬、部屋にwi-fiのある別のホテルに移ろうか考えたが、この大荒れの中で移動したくなかったのでそのまま延泊する事にした。
まぁクレカも有るし、円も数万円有るから数日は大丈夫だが、クレカ持ってなくて余分なお金も持ってきてなかったらホテルのロビーか空港で過ごす事になっていただろう・・・(実際、若い女の子2人がロビーで夜中に荷物を抱えて寝ておった)
それにしてもやっぱ大手旅行代理店のツアーってこういうトラブル時の対応がしっかりしてていいですね!航空会社ともやりとりして変えの便を手配してくれてるし、ホテルの延泊の手配もしてくれたし。個人で航空チケットだけ取って来てたら全部自分でやらんなんし正直面倒なんですよね。
ドルへの両替にちょい困った
今日帰るつもりだったのでホテルから飛行機へのタクシー代しかドルは残していなかったので、ドル不足に陥った。
ホテルのフロントに両替出来ないか聞いてみたがホテルでは両替はしていなかった・・・が、向かいのジョーテンスーパーなら日本円が使えると思うというスタッフの言葉を頼りにスーパーで水を買って1万円札を出したら普通に使えました!(レジの打ち方で店員が四苦八苦してましたが)
お釣りをドルで貰い、これであと2日位は全然大丈夫(飯は1日1食しか食べないので)
JTBから再度連絡。明日も無理そうかも・・・
夕方頃に再度JTBから部屋に着電。もう台風は通過したので明日は飛びそうだが、席の確保が難しいかもしれないとの事。
最悪明後日か明後日以降になるかもしれないとの悲しいお知らせ。まあしょうがないよね。
にしてもこういうケースって航空会社はどうやってリカバーしてるのか不思議。その日の席はその日帰る人でもう既に埋まってるわけであって。
数席ぐらいは空きが有ると思うが、その空きに欠航で帰れなかった人をちょいちょい当て込んでるんかな。だってそんな簡単に「んじゃもう一機飛ばすわ〜」みたいにならないでしょうからね。(後々考えたら、通常よりデカい飛行機を飛ばせばいいのか!って閃いた)
そう考えると数席の順番が回ってくるまで数日掛かりそうな気がするのだが、果たして近日中に日本に帰れるのだろうか。
ちょい余談だが、こういう時にkindleは暇つぶしのアイテムとして最高の力を発揮します。日本から持ってきた小説を読み終わって暇や〜暇や〜と念仏のように呟く彼女にkindleを与えたら静かになりました(笑)
kindle端末に保存されている漫画を読み尽くしたら他に無いのかというので、wi-fiでAmazonから買えると教えるとロビーに行ってwi-fiに繋いでAmazonから1clickで小説をポチポチ買ってダウンロードしていました。
異国の地でwi-fiさえあれば漫画や小説が好きな時に買って読めるなんてKindleさまさまですな。是非海外旅行のお供におひとつ如何でしょうか。
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彼女にkindleを与えたので、僕は彼女が読み終えた大沢在昌という方の「欧亜純白」という小説を読んでおりました。
内容はアジア・アメリカ・ヨーロッパを舞台にした壮大な麻薬絡みの内容。各国の麻薬捜査官がそれぞれくんづほぐれつのしがらみを抱えながら少しずつ糸を辿って操作していく模様がかなり面白かったです。ベリコフ、熱い男だぜ。映画になったら是非ジェイソン・ステイサムにベリコフ役をお願いしたい。
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さて、ぶっちゃけ明日帰れる気が全然しないのだが、もしかしたら帰れるかも。一応荷物の片付けをしてベッドに入った。
SPONCERD
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